先輩社員のキャリア変遷 SENIORS





「この会社ではどんな1日を過ごすのだろう?」
「どんな経験を積んで成長していくのだろう?」
そんな疑問にお答えするために、私たちの先輩社員がどのような日常を送り、どんなキャリアを描いてきたのかをご紹介します。
入社前のあなたにとって、未来の自分を想像するヒントになれば幸いです。

佐藤 裕太Sato Yuta
- 2019年4月入社
- 道内工業大学 情報電子工業系学科卒
入社時の想い
「北海道で人の役に立つ仕事をしたい」という思いを胸に、再生可能エネルギー事業に力を入れるこの会社に魅力を感じました。
入社前、人事採用の方々が現地まで足を運んでくださり、水力発電をはじめとする再生可能エネルギー事業に積極的に取り組んでいることを知り、将来性のある会社だと強く感じました。
学生時代は電気よりもプログラミングなど情報系の分野を学んでいましたが、入社後に電気について学ぶこともできると採用の方々が背中を押してくれたことで、新たな挑戦を決意しました。
自己啓発
北見管理所への異動をきっかけに、何か頑張りたい!と思い、入社当初の目標であった「第三種電気主任技術者の資格取得」に挑戦しました。科目合格制度を利用することで入社から6年目の年に念願の資格取得を果たし、今はその上の第二種電気主任技術者の合格に向けて挑戦しています。
START!
2019年入社 1~3年目

洞爺管理所の電気課に配属され、購買発注手続きや発電電力量の報告書作成など、基本的な業務を学びました。
また、先輩とともに発電所の巡視や障害対応、機器の定期点検などの現場作業にも参加し、発電所の保守がいかに重要で大変な仕事であるかを実感しました。
4年目~

北見管理所の電気課に異動となり、水車発電機の規模や機器の構造が変わったことで、障害の種類や注意すべきポイントも異なり、新たな学びが増えました。
異動後2年目からは、管内発電所の再開発工事が始まり、設備保守業務から工事管理業務へと業務内容が変化しました。水車発電機の用途や動作原理、設計理論など勉強の日々でした。
〜現在

再開発工事の業務で水車・発電機・制御機器など、まだまだ理解できていない内容も多いですが、発電所運開後、保守をしやすいように考えて工事を進めることに、やりがいと難しさを感じています。
一日の流れ
- 8:40 出社(ラジオ体操)
- 8:45 朝礼
- 8:50 車両点検
- 9:10 現場出向(工事管理、打合せ等)
- 12:00 お昼休憩
- 13:30 帰所、机上業務(工事資材購入・現地施工内容等検討)
- 17:00 終礼
- 17:20 退勤

上野 貴広Ueno Takahiro
- 2013年4月入社
- 道内工業大学 建築社会基盤系学科卒
入社時の想い
学生時代は特に将来のことを考えず過ごし、就職活動の時期にようやく「これから自分は何をしたいのか」を考え始めたところ、「自分が生まれ育った北海道のためになる仕事をしたい」という想いが湧き出て、道内各地に事業所を持つ「ほくでんエコエナジー(株)」に出会いました。
勤務地がどこであろうと「北海道のために電気をつくろう」と考え入社を決意しました。
これまでの振り返り
入社から現在までを振り返る中で、一貫して考え続けてきた「心の軸」が私にはあります。それは、「目標を定め、達成のため突き進むこと」です。目標達成に向けて行動すると様々な壁に阻まれますが、挫けずに反省と改善を繰り返すことで乗り越えることができ、自身の成長に繋がっていると考えております。
また、異動の都度、仕事環境や生活環境が変わることに否定的な感情を抱く人は少なくないと思います。しかし、異動は環境の変化に順応する人間力を大幅に成長させるものであり、自分に新たな可能性を引き出してくれるチャンスだと私は考えております。
これからの時代、社会環境にどのような変化が生じるのか誰にも想像つきませんが、変化そのものは必ず生じると考えます。これにうまく立ち回れるよう、日々挑戦し続けていきます。
START!
2013年入社 1~2年目

新人教育を経て、道北管理所(現在の旭川管理所の前身)土木課に配属となりました。道北管理所では、当時「自社所有の発電所(3箇所)の保守管理」のみならず、親会社である「北電の発電所(11箇所)の保守管理」にも関わる管轄範囲の広い管理所であり、設備の多さに度肝を抜かれました。
水力土木技術者として覚えなければならない事項が無限大にあるなか、「日々の業務内容・専門用語・指導内容・ミスと対策等」を毎日必死にノートに書いて過ごした日々を今でも思い出します。
3〜5年目

初めての異動を命じられ、札幌本店の発電事業部土木グループに配属となりました。土木グループでは、主に京極名水の郷発電所新設および虻田発電所再開発検討業務を担当しました。これらの業務では「今あるものをどう維持補修するか」ではなく、「今あるものをどのように壊し、どのようなものをどのように造るか」という考え方をする必要があり、わからないながらも頭をフル回転させて仕事を進めていました。
また、この頃は当時の上司に「説明資料の作り方」をよく教わりました。結論から先に書き、経緯や理由は後に書く手法は、今後にとても役立つビジネススキルとなりました。
6〜9年目

2度目の異動を命じられ、洞爺管理所洞爺土木課に配属となりました。洞爺管理所では、自社所有の発電所(5箇所)の保守管理の他に、土木グループ時代に検討した虻田発電所再開発工事の施工管理業務を担当しました。自社発電所の保守に日々奮闘する一方で、再開発業務では「机上検討では予見不可であった事象にどう対処するか」「完成形を正確に見据えて計画に不備が無いか」が重要なポイントであり、「応用的な思考」がより一層求められる業務で大変勉強になりました。
また、再開発により発電所が日々新たな姿に生まれ変わっていく様子に喜びと達成感を感じました。
10~12年目(2024年12月現在)

3度目の異動を命じられ、釧路管理所釧路土木課に配属となりました。釧路管理所では、自社所有の発電所(4箇所)の保守管理の他に、飽別発電所再開発工事の施工管理業務を担当しました。再開発業務では度々計画の不備が明らかになったものの、洞爺管理所時代に学んだ「応用的な思考」を駆使し、また、他部門との綿密な調整により再開発工程に遅滞なく業務を遂行できました。
現在は、自身が今までに学んできた事項を整理しながら、後輩育成に注力しています。